後飾りとは

葬儀のときに「祭壇」が使われるのは多く知られていますが、 現在はこの「祭壇」も多様化しており、

従来の白木で作られたものもあれば花を中心として作ったものもあります。

ただ、祭壇は、葬儀のときだけに作られるものではなく、その前後にも祭壇が設けられることもあります。

そのうちの一つが、「後飾り祭壇」です。

後飾りとは四十九日まで遺骨などを置く棚のことです。

後飾りが設置されるのはご遺骨を引き取ったご家族の家に飾られます。

2段もしくは3段の祭壇であり、白木で作られています。

それ以外の材質で作られる場合もありますが、その場合は上から白い布をかけるのが一般的です。

ただし、白木で作られたものでも白い布をかけることもあります。

四十九日が終わった後は撤去することになるため、それまでの間に仏壇を購入することが望ましいとされています。

しかし現在では、スレンダー化した仏壇なども販売されていますから、このようなものを選ぶのも一つの手です。